重度訪問介護の利用者さんって,どんな病気の方が多いの?

2020年3月19日木曜日

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重度訪問介護の利用条件はあるの?


重度訪問介護とは,1対1の長時間(基本的に8時間勤務)の訪問介護のことです.

重度訪問介護を利用される方は,重度の肢体不自由者(2肢(足)が重度の麻痺かつ2肢(腕)における軽度の麻痺が利用の最低ライン)であることが条件になっています.

最近では,重度の知的障害や精神障害の利用開始が進められていますが,実行はまだ難しそうですね.

重度訪問介護の利用者さんは,どんな病気を持っているの?


利用者さんは,寝たきり〜車椅子ユーザーさんが殆どです.

私が働いていた現場では,ALS,筋ジストロフィー,ミトコンドリア脳筋症,脊椎損傷による首下麻痺,ポンペ病,脳性麻痺等,様々な病気を持たれていました,

これらの病気の殆どは,国から難病指定をされていて,生涯病気と戦っていくものです.

病気が治癒することはなく,どれだけ進行を抑えて,寝たきりになるまでの期間を長くするかといった病気を持たれている利用者さんが多くおられました.

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重度訪問介護の利用者さんを介助するのって難しい?高齢者介護と全然違う?


重訪の介助はめちゃくちゃ難しいです.

気管切開や胃ろうをしている利用者さんが殆どなので,殆どの利用者さんと意思が通じません.

意思疎通のできない方でも介助に拘りがあるので,介護経験が長い方でも苦労されます.

1人1人,全く違う介助を要求されるので,変に型にはまっていない人の方が適正があることもあります.

重訪の医療的ケアの胃ろうと喀痰吸引は,生命を預かる一種の危険行為なので,最初の方はストレスに感じるかも…!

重訪に比べて,高齢者や施設介護の方が忙しいんですが,私は高齢者のグループホームの方が仕事が楽でした.

重度訪問介護で1番しんどいことって何?


利用者さんの精神落差?ですかね…

意思疎通の難しい利用者さんと,長時間(8時間超え)の勤務はきついですね.

意思疎通の難しい利用者さんでも,拘りや性格,人間らしさは,私達と変わらずに持たれているので,長時間の勤務は,精神的に泥沼にハマります.

また,利用者さんの多くは,成人や40代に難病を発症して,寝たきり,喋れなくなる,食べられなくなった(胃ろう)方が大半なので,やるせなさやうつ病を抱えているかたも多くいるので…

結構きついかも…

介助自体も,1人1人違った介助を要求され,どの現場にいっても覚えることが沢山ですね.

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重度訪問介護で楽しかったことは?


とっても感謝されて,私(ヘルパー)が来るのを心待ちにしてくれたこと!

私(ヘルパー)が来たら笑顔で利用者さんが迎えてくれて,話せない方でも,ニコニコ私の呼びかけに応えてくれたり,くだらない話に付き合ってくれた利用者さんとは,仕事がとても楽しかったです.

少しでも,利用者さんが快適に暮らすことを手助けできたという,やりがいが持てましたね.

やりがいといった部分では,とても良い仕事ですね.

ただ,介護職の中でも重度訪問介護は,精神面できついことが多々あります.

ヘルパーは,潰されないように頑張りましょう!

自分には合わないなと思ったら,介護職の中で違う仕事を選ぶのもいいかと思います.


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