ゼミ,研究室選びは目的別で選ぶべき!就活に強いゼミは人数が多い!

2020年2月21日金曜日

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ゼミや研究室選びにおいて最も重要なことは,目的別にゼミあるいは研究室を選ぶことです.
まず,ゼミあるいは研究室(以下ゼミに統一)は,主に2〜3パターンに分けられます.
目的別におすすめのゼミをご紹介していきます.

良い就職先につきたい学生におすすめ!

とにかく,人数多い系ゼミ(就職に強い)

いわゆる,人気のゼミですね.
人気のゼミは,先輩の力が強いので就職にかなり有利です.
これまで学生をしてきた皆さんなら分かると思いますが,大学のテストでいい成績を取るには,過去問や先輩が作った対策集が一番でしたね!
真面目に勉強してきたやつより,ゼミの先輩が作った対策集をやったやつのほうがテストの点数が良いなんてことはザラにあります.
大学のテストなんて,教授によって全く問題の出し方や論点が違いますからね.
膨大な範囲を勉強するより,過去問で単位を取る方が楽で高得点も狙えます.
同じように,就活にもそれが当てはまります.
過去の先輩が残してきた,各社ずつにまとめた就活対応ブックがあったり,昨年のA社の面接内容や取りたい人柄等を先輩から聞けるので,人数多い系ゼミは,就活にばっちりのゼミです.

また,そういったゼミは,殆ど必ずといって,教授のコネが大きいんですね.
各方面に顔が効く教授であったり,自分で会社を起こして幅広い人脈をもっている教授であったりします.
そういった力(権力)の強い教授のゼミには,学生が集ってくるので,教授のコネ+学生の多さで,無敵のゼミになります!
人数が多い人気のゼミは,必ず学生の得になるので,成績の良い方は,まず狙ってください.
それに,卒業生の力も大きくなっているので,Aゼミ卒業というだけで,卒業生のコネで入社することもよくあります.

さらに,将来は研究者になりたいというあなたにも,人数多い系ゼミがおすすめです.
というのも,人数多い系ゼミは,卒業生に大学の教授が何人もいるんですね.
ということは,Aゼミの派閥がアチラコチラで,教授を原点にできているんです.
なので,弱小ゼミに比べて,大学に就職しやすくなります.
更に,人数が多いと,共著論文の本数が多く稼げるんです.
筆頭論文は,自分が中心に研究をしないとだめですが,共著論文は少し研究に携わっただけで自分の名前がのります.
なので,人数が多いゼミや研究室だと,自分は殆ど研究に関わっていないのに,あっと驚くほど沢山の共著論文ができてる!アンビリーバボー!ということがおきます.
羨ましいですね.
果たして,それで自分の学力がつくのかどうかは微妙ですが…

更に,人数多い系研究室では,論文を先輩が書いてくれる

え?本当に?
と驚く方がいらっしゃると思いますが,自分の筆頭論文をゼミ卒業の先輩講師さんが書いてくれるということは,よくあります.
人数が多いので,研究を分担化している研究室もありますね.
実験は自分でやるけど,論文を書く,または手伝ってもらう(名の殆ど書いてもらう笑)のは,A先輩とB先輩というのは,人数の多い研究室によくあることです.
論文を上手く書けない学生を指導するより,先輩講師が論文を書くほうが効率が良いので,本当はだめですがそういった形態をとっている研究室は多いです.
更に,派閥があるので,研究職にもつきやすいという利点があります.

自分の研究の力がつくかは微妙ですが…
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手とり足取り型の少人数ゼミ or 放置型少人数ゼミ

少人数ゼミには,2パターンあります.
まずは,手とり足取り型少人数ゼミ
このゼミを見極めるには,まず,教授が面倒見が良いか,自分の研究にしか興味のない方かだけです.
ゼミや研究室を決めるには,研究室訪問や,面談があるのでその時に,この先生は面倒見が良いのかということで見極めてください.
人数の少ないゼミというのは,ガチ研究室が多いです.
研究一本,真面目に研究に取り組んでいます.
その中で,教授が人情味ある指導を,手とり足取りしてくれるところであれば,あなたの能力は格段に上がります.
更に,面倒見のある先生であれば,就職や大学院の進学に太いコネを持っているので,能力も上がるし,就職も良いところに決まるという良い利点があります.
ただし,手とり足取り型の少人数ゼミにおいて,教授と馬が合わなければ,コネも使えず,ゼミが苦痛になり卒業できないというパターンもよくあります.
私のゼミは,手取り足取り型の面倒見のよい研究室でしたが,先生と馬の合わない学生は,もれなく留年や休学まで追い詰められていました.
なので,少人数のゼミでは,先生と馬が合うか合わないかが,重要な事項になるので,十分に気をつけて選んでください.

次に,放置型少人数ゼミについて

このゼミは,卒業だけしたい学生は,間違えても選んではいけません.
このゼミの特徴は,教授の性格に難が有り,更に教授が研究熱心で,自分の研究にしか興味がないという点です.
能力のない学生を指導する気はまったくなく,自分の研究に一生懸命なので,学生のことはほったらかしです.
ですが,卒業するときには,指導教授の許可(A学生は,ある一定の卒業論文の精度,研究の精度を超えているかどうか)がいるので,今までほったらかしにされていた学生は,簡単に落とされます.
放置型少人数ゼミは,指導も満足にされない,学生の面倒を見る気もない,簡単に学生を切る,なおかつ一般と離れたとんでもない常識を持つ先生がいらっしゃる可能性が高いです.
どうしても,研究内容に興味があって,その研究室に入りたいという方は,自分で全てを管理して,能動的に先生と打ち合わせを行ってください.
受動的な学生は,さっさと見切られるというか,放置されるのでおきをつけください!
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